増田屋と炭
茶道の炭の扱いの「茶炭倶楽部」の運営会社 株式会社増田屋の歴史と歩みを紹介しております。
炭とともに85年
増田屋は、昭和10年、その当時、鉄道、海運にて、運搬の便利な、大田区に先代、故 増田進 により”薪炭問屋増田屋商店”として創業しました。
当時、木炭は家庭の燃料としての需要があり、全国の生産者より、「白炭(備長炭)」「黒炭(くぬぎ炭)」を集荷し、都内はもちろん全国に販売をしておりました。
世の中の流れにともない、ガスや石油燃料の取り扱いも行いながら、戦後、昭和21年増田屋商店に組織変更し、のちに“㈱増田屋”とし、炭焼きの生産者と共に、技術・情報を取り交わすことにより、良質な茶の湯炭の焼き上げに成功し、本格的に全国のお客様への茶の湯炭の販売を開始しました。
それまではお客さまが炭窯でできた長い炭をご自身でお切りになってましたが、「各種の寸法に初めから切ったものはありませんか?」というご要望に答えて、自社工場で選別・加工し、良質な茶の湯炭の「組炭」の販売にも至りました。
“増田屋の茶の湯炭”は産地から集められた椚炭(くぬぎ炭)を一本、一本、厳選し、茶の湯炭の太さ、長さに切りそろえ、丁寧に箱詰めしております。
近年でも、お客様のご要望に答え、お茶会への持ち運びが便利なように“一組手前”や、セット数や容量を変えた箱など新商品の販売にも努めさせていただいてます。また、炭に関する道具やお香なども厳選し、取り扱っております。
炭専門問屋として、創業時からこだわりつづけ、代々引き継がれてる伝統の炭焼き手法で茶の湯炭をまもり、さらなる最高傑作品をご提供できるよう日々精進して参りますので、一層のご指導、ご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
昭和初期の増田屋
創業当時の増田屋です。当時は箱ではなく、炭はたわらに入れらていました。倉庫にたわらが積みあがっています。
昭和初期の増田屋
創業当時の 増田進。当たり前のよう燃料として、薪や炭といった固形燃料が一般家庭でも使われていた時代です
会社概要
- 会社名
- 株式会社 増田屋
- 代表者
- 代表取締役 増田剛
- 所在地
- 本社 〒146-0084 東京都大田区南久が原2-5-3
TEL:03-3755-3181(代表) FAX:03-3755-1989
埼玉支店 〒347-0112 埼玉県加須市芋茎450 - 事業内容
- ・木炭・薪等、固形燃料販売・卸
・木炭製品製造・卸・小売販売 <業務用燃料木炭、家庭用燃料木炭、木炭応用資材、炭生活雑貨>
・茶道炭の製造販売、茶の湯炭に関わる道具の卸売・小売
・石油製品販売売〈白灯油・特A重油・工業油〉
・冷暖房、燃焼器具販売 - 所属団体・協会
- 全国燃料協会、東京都燃料商業組合、炭焼きの会、全燃薪炭環境部会
- URL
- 増田屋 コーポレートサイト:https://www.masudaya.co.jp/
茶炭倶楽部:https://www.chazumi-club.com/